みなさんは集中力はある方ですか?
『集中力』とはあることに注意を向ける力の事で
目的や物事をやり遂げるために一つのことだけに
注意を向け、取り組める力のことをいいます。
今回の記事は、そんな『集中力』に関して紹介していきます。
集中して物事に取り組むことができると
勉強であれば同じ時間でも質を高める事ができて
いい点数が取れたり、作業であれば集中力が上がる事で
生産性が上がったり、ミスも少なくなったり等の結果が得られると思います。
勉強に取り掛かっても『集中できない。。』と違う事をやってしまう人や
作業の生産性が上がらず、ミスが多いと思っている人は
是非参考にして取り入れてみてください。
それでは早速、集中力について紹介していきます。
集中できる時間は?
集中できる時間は、人によって個人差があります。
一般的に集中できる時間は15分~30分程です。
長くても90分くらいが集中できる時間の限界と言われています。
何か作業や勉強する時に僕は25分間の区切りで作業しています。
そして5分間休憩をします。
『25分間作業 + 5分間』休憩のサイクルです。
もっと集中できるという人は50分間にして
10分休憩のサイクルをお勧めします。
次に集中するための方法を紹介していきます。
体調を整える
体がそもそも万全じゃないと勉強や作業に集中したくても
なかなか難しいです。
例えば、めちゃくちゃ寝不足の状態で集中しろと言われても、
眠いのでイライラしてしまい集中ができなかったり、
『眠い』という欲求も強いので、集中できる状況ではないと思います。
なので、体が疲れているならしっかり休ませてあげて、
寝不足であれば、睡眠をしっかりとる事が大切です。
食事に関しては、次に紹介する注意点があります。
食事は腹八分目までにする
みなさんは、ご飯お腹一杯食べてないですか?
お腹いっぱいご飯を食べた後は、なんかだるかったり、
眠くなったりなりませんか?
この原因として、血液が消化を助けるために胃腸に集中して、
脳への血流量が一時的に不足してしまうからです。
また、食べる量が多くなると血糖値も上がりやすく、
上がった血糖値を下げようとインスリンというホルモンが働きます。
この急激に血糖値が上がったり、下がったりと乱高下してしまうことで
だるくなったり、眠気を感じたりする原因になります。
僕も一時期ドカ食いをしていた時期があり、かなり思い当たります。
会社のお昼休みでは、いつもご飯が無料でお替りできる定食屋に行き
必ずお替りをお願いして3杯、4杯は食べてしまっていました。
食べている時は最高に幸せなんですが、その後の仕事が
睡魔に襲われてきつかったんですよね。
デスクワークの仕事でしたが、食後はダルくなるし眠いしで
全然集中できませんでした。
この時は、なんで夜も十分寝ているのに、食後にこんなに眠くなるのか
全然わかっていませんでした。
当時、この知識があって腹八分目を実践できていれば、
仕事のパフォーマンスも全く変わっていたと思います。
今では、食事をする際は食べ過ぎないように気を付けています。
朝は食べてもナッツとか少量で済ませますし、
お昼もご飯のお替りをする事はほぼないです。
ドカ食いしてた時と比べると、食後も
はるかに集中して作業に取り組めるようになりました。
なので朝やお昼などついつい食べすぎの人は、
腹八分目を是非実践してみてください。
集中できるだけなく、健康にも良いのでお勧めです。
環境を整える
勉強する時に机にスマホとか置いていないですか?
スマホが『ピロン』となったのが聞こえてしまったり、
通知が目に入るだけでも集中が一度切れてしまいます。
なので、勉強するのであればスマホなど視界に入らない
どこか違う場所に置いて、音もならないようにしておくのがお勧めです。
スマホに限らず、集中したい勉強や作業に関係がない
漫画やお菓子なども置かない方がいいです。
視界に入っていたり、近くに置いてあるだけでも、意識が
少しでも向いてしまうと、せっかく集中してきたのに
集中が切れてしまいます。
ついつい近くに置いてあった漫画に手が伸びてしまい、
ズルズルと本来取る予定ではなかったのに長い時間の
休憩を取ってしまった経験のある人も多いのではないかと思います。
また、パソコンで仕事や作業などをする場合、
余計なウィンドウも開けない方がいいと思います。
これも同じでFacebookやらYouTubeなどが開いたウインドウが
視界に入ったまま通知があったりして、少しでも意識が向いてしまうと
集中が切れてしまいます。
悪い方に発展すると、どうしても気になって通知を確認してしまったり、
YouTubeの動画を見たりして、本来取るべき予定ではなかった
行動をとってしまう可能性があります。
僕もいつの間にか、ふとYouTubeを開いていたウインドウが
目に入って、全然見る予定もなかったお笑いの動画をなぜか見てしまったり
Facebookでも通知が目に入り、気になって見てしまったりと
集中できなかった経験がありました。
なので今では、かならず作業に必要なウインドウだけを開くようにしています。
一つのタスクに集中する
冒頭でお勧めした25分間の区切りで勉強する場合、
この25分間の中で英語やって、数学やって、国語やってというように
複数の事をやろうしないという事です。
25分間であれば、英語のみに集中します。
次のサイクルの25分間では数学、次は国語といったように
その時間は一つの教科に集中する事で、より集中して勉強に取り組む事ができます。
ながら作業(マルチタスク)をしない
テレビ見ながら作業したり、音楽を聴きながら勉強したり
何かしながら、作業や勉強した事のある方も多いと思います。
テレビを見ながらだったり、音楽(一部例外あり)を聴きながら
作業、勉強する事は集中できていない可能性が高いです。
例えば、テレビを見ながら勉強していたとして、テレビと勉強を
平行して行うと、意識がテレビの方にいったり、勉強の方にいったりと
頻繁に切り替わってしまい、意識が散漫になってしまいます。
僕も以前、洋楽をかけて勉強していた時がありますが、
今当時を思い出すと、曲のサビや、自分の特に好きな曲が再生されると
意識が完全に洋楽の方に持っていかれて、勉強の集中が切れていました。
テレビを見ながらも、完全な雑音として扱えるならいいと思いますが
少しでも意識がテレビの方に向いてしまうのであれば、止めた方が良いと思います。
音楽も自然の音のBGMとかは、集中するために効果があります。
歌詞があるものだと意識が向きやすいため、集中したいのであれば
勉強中は聞かない方がいいです。
このマルチタスクですが、生産性が1つことだけに集中した場合と比べると
40%も落ちると言われているので、実は効率も悪いです。
ただ、作業によっては何かしながら別の作業をしても問題ありません。
僕の場合、以下の作業は同時に行っています。
・歯を磨きながら気になっていた動画を見る
・録画したテレビを見ながら、ステッパーや体幹を鍛えるボードに乗る
・ランニングマシンでウォーキングしながら、YouTubeを見るなどなど
上記の片方の動作(ウォーキングなど)は、日常で無意識的に
行えているものなので、ながら作業でも意識の切り替えはおきません。
なので、ながら作業をしたい場合、上記のようなようなものを
取り入れてみてください。
今回は、集中力についての記事でした!
集中して最高のパフォーマンスを出して、いい結果を出せるように頑張りましょう!
・集中できる時間は約15分~30分
長くても90分が限界
【集中するための方法】
・体調を整える
・食事は腹八分目までにする
・環境を整える
・一つのタスクに集中する
・ながら作業(マルチタスク)をしない